私は大学に入るまでの約18年間、自分の身体について何も疑問を持っていませんでした。
但し、ペニスからの臭いだけが気になる点ではありました。そして他の男子は自分の股間の臭いは気にならないのか？とよく疑問に思っていたものでした。
私が大学に入学し、サークル活動に明け暮れていたある日、みんなで銭湯に行こうという話になりました。
そこで一つの大きな疑問を抱えることになります。
友人達の素っ裸を見た時、私の心に衝撃が走ります。
みんなのペニスと、自分のペニスの形が違う！！
どうなっているのだ！？
銭湯の中で、「ローズウィップ！」と言いながら素っ裸でタオルを振り回し、仲間の股間をタオルで攻撃してくる友人。
彼がタオルで私の股間を攻撃したとき、私のペニスをまじまじと見ながら彼の言った一言
「お前、真性包茎か？」
今から思うと、高校の修学旅行などでも気付く機会はあったはずなのに、その時まで“包茎”や“亀頭”という言葉を、ましてや“真性包茎”という言葉など全く知るよしもなかったのです。
その場は特に周囲に注目されることもなく、事なきを得ました。
私の股間を攻撃してきた友人にも特に何も言われませんでした。
ただ、その日の体験が・・・。
友人達のペニスは、なんというか先端が赤くて丸い。またツルツルしているよう。
対する私は、物心ついたときから全く同じ形をしており、単に巨大化しただけのペニス。
一体、みんなのペニスはどうなっているのか？
自分のペニスは生まれつき特殊体質だったのか？
と考えれば考える程、湧いてくる不安。
友人にも、もちろん家族や親戚にも相談できず、病院に行って相談しようにも幼少期に何故か泌尿器科に連れて行かれた記憶があり、治療され一週間おしっこをするのに激痛が走り、泣きわめいていたことがトラウマになっており、行けず・・・・
混沌とする毎日の中、今さらながらインターネットで検索をかけてみた。
「ちんちん 形」と・・・・
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